希少がんになった僕のこれからを綴ります

典型的でない・・・

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2022年の9月、

腫瘍部が大きくなってきているし、

周囲の斑模様も広がっているようで、いよいよ切除を提案される。

そこで腫瘍部の血液の流れを確認すべく、造影CT検査?を行う。

さらに12月にも1泊2日で血管造影検査を行う。

これがめちゃくちゃしんどかった。

血管に造影剤を流し込み、血の流れをより正確に見る?的な。

点滴から造影剤を流し込み、可動式の寝台に寝かされ、

上下左右に体勢を変えながら何度も撮影する。

(すみません、医療の知識が全くないので検査の詳細はうまく伝えられません)

時間がかなりかかる上に、造影剤を流し込んだ瞬間は燃えるように血管が熱くなった。

頭に流れたら、頭に感じたことのない熱気が走る。

それを足にも流し、腕にも流し、全身で行った。

むちゃくちゃ辛かった。

 

そして2023年2月

血管造影検査の結果を告げられた。

「血管腫とすると、どうも血管の流れが典型的でない・・・」

典型的でない。。。?

腫瘍部に向かって入っていく血管は確認できるが、

腫瘍部から出ていく血管が確認できなかったそう。

つまり、もともと血管腫(血管の奇形)を疑っていたが、

別の何かである可能性も出てきた。ということだった。

別の何かであった場合、悪性の可能性も否定できない。。。とのことだった。

 

血管腫だ!良性だ!と信じて疑わなかった僕にとっては衝撃だった。。。

 

ただあくまで本命は血管腫。

明らかに見た目や触った感じは血管の奇形を疑うらしく、

造影検査の違和感も杞憂かもしれないとのことであった。

ただ念のため別の検査も行いたいということで、

2023年3月3日、腫瘍部の一部を切り取り、生体検査を行うこととなった。

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